第216章 VS.
マックにやってくると
早朝だというのに沢山のお客さんで
賑わっていました。
守
「あそこ空いてるよー」
窓際の4人席が空いていたので
いったんそこに座りました。
ちづる
「にぃー!こっち!!」
守
「いいよー」
ちづると守は横並びで座り
私は祐太を抱っこしながら向かい側に座りました。
「ちづると守は、
コレを見て食べたいものを決めてね。」
私はスマホでマックのメニュー画面を見せました。
(テーブルデリバリーサービスって便利ね!)
守
「オレ、パンケーキ食べたいなー」
ちづる
「あたちこえ!」
「それじゃ、
2人ともキッズメニューのプチパンケーキで良いわね。
あっ、玩具も選べるみたいどれにするぅ〜?」
ワイワイ選んでいると
隣の席のお婆さん達が私達を見ながら
ヒソヒソと話しているのに気がつきました。
〈ここらじゃ見ない子達だねぇ〜
〈白髪が眩しいねぇ〜
整った顔して…まあまあ…
〈あの目を見てごらんよ、
あれは仏様だよぉ〜
ありがてぇ〜ありがてぇ〜
そして何故だかお婆ちゃん達は
守とちづるを拝みはじめました。
「(・・;)」
(そっ…そっか、
沖縄じゃけっこう有名だったから
最近じゃ物珍しそうに見る人は居なかったけど
ここら辺じゃ珍しいよね💦)
守
「あの人たち、
なんでオレとちぃーに手を合わせてるの?
なんか気分悪い(๑•ૅㅁ•๑)」
「きっ、気にしないの💦
それより…玩具はどれにするの!?💦」