第216章 VS.
ちづる
「にぃー!だめぇー!」
飛行機に搭乗してから10分、
ちづるが怒りはじめました。
守
「またー?良いけどさ…」
ちづるは守の食べているお菓子をほしがり
ついには奪ってしまいました。
「ちづるのお菓子はこれでしょ?
それは守のだから返そうね。」
玩具入りのお菓子を選んで買ったちづるでしたが、
お菓子が美味しくなかったのか
守のお菓子が欲しくなってしまったようです。
ちづる
「やだぁ!」
「やだじゃないでしょ?
全部はだめ、1つだけもらいなさい。」
ちづる
「やだ!!!」
(困ったわね…どうしよう。)
私は違うもので気を引こうとバッグの中を漁っていると…
守
「いいよ、全部あげる。」
守がちづるにお菓子を譲りました。
ちづる
「わぁ〜(๑>◡<๑)ノありとう!」
「守、いいの?」
守
「うん食べ飽きたし。」
(食べ飽きたなんて…
まだ一口くらいしか食べてないよね?💦)
「あっ!それじゃ…
じゃーん♡
そんな優しい守には代わりにこれあげる!」
"バッ!"
私はさっき買ったミミガーのおつまみ風菓子を
守に渡しました。
守
「これ美味いやつ!ラッキー!」
「良かった( ´ ▽ ` )」
守
「おかあー!一緒に食べよう?」
「え?良いのー?」
守
「おかあーと食べたい!」
守は可愛く甘えてきます。
(可愛いなぁ〜、本当に可愛い(*´∀`*))
「それじゃ、いただきまーす。」