第215章 名無しの使用人
「…ふぁ〜……眠った気がしない………」
欠伸をしながらベッドから降りると…
五条家使用人
「おはようございます。
よくお眠りになられましたか?」
私の部屋の入り口に、
あの使用人さんが立たれていました。
「あっ…おはようございます( ꐦ◜ω◝ )」
どの口が言うんだと感情が顔に出てしまいます。
五条家使用人
「そーいう気持ちがこもってないの
いいですから。
それよりこちらのホテルをチェックアウトして
空港に向かいますよ。」
(きっ…気持ちがこもってない!?)
「くっ…空港ですか?
なぜ空港に??」
五条家使用人
「1日遅れですが京都に行くんですよ。」
「え?京都へ?」