第214章 ちぇりーぼー
予想外の反応に私が固まっていると
五条家使用人
「さん。
ここは逃げずに向かい撃ちましょう。」
「(・・;)?」
←口に透明フィルムを貼られているので
口は開けません。
"バタバタバタバタッ!!"
ロイくんとの距離がどんどん縮みます。
(迎え撃つって…どうやって?💦)
五条家使用人
「上級者のいやらしいキスを見せつけるのです。
チェリーは見たことがないものに
拒否反応を示すものですから。」コソコソ
"ベリッ"
←反論したくてフィルムを少し剥ぐ
「ロイさんがチェリーだなんて
なんで分かるんですか?」コソコソ
五条家使用人
「チェリーは過度の変態をしたがるのです。
エロ本、エロ動画…その辺の知識しかないので
漫画のような変態をしたがります。
そして…さきほどのキスですが…
あれは至極ノーマルなキスです。
思い出してみてください、
悟様とのいやらしいキスを
もっとこう違っていたでしょう?
…いけない!
ロイはすぐそこです
力を抜いてください…しますよ?」コソコソ
"バサッ"
「!!」
使用人さんは私を
近くの壁に押し付け…
"サワサワッ…"
私のスカートの中に膝を入れ込み
絶妙に下部を攻めながら…
五条家使用人
「……ッ……ほら…俺を見て………」
「んッ…////」
フィルム越しだとしても
先程より強く…
私にキスをされました。