第213章 1人の朝
ロイ
「まま!ぶっぶぅー(๑•̀ з •́๑)ノ」
間違ってしまったようでロイくんの
機嫌が悪くなってしまいました。
(大変…)
ロイくんは一度怒ると
店内で大暴れをしたり
キャストに手をあげたりする癖があると
聞いたことがあります。
怒らせてしまったら結構大変です💧
(みんなで飾った店内を荒らされたら大変💦
どうにかしないと!)
「ごめんなさい間違って……」
"ガシッ"
「!!」
背もたれが高く
周りから中が見えずらいボックス席が災いして
ロイくんが私の髪を鷲掴みにし
自身の身体の方に引き寄せます。
「…ッ…痛いわロイくん…」
ロイ
「ままは…痛がる顔も可愛いよ……
もっと…いろんなままの顔がみたいな…
独り占めしたい……
ねぇ…まま…今夜は僕とアフターだよ♡」
"グィッ"
ロイくんの手の力が強くなります。
「…ロイくん…」
(どうしよう…)
悩んでいるとロイくんが私の耳に口を近づけ…
"ペロッ"
「!!」
耳をひと舐めしてきました。
ロイ
「いいよね?まま??」