第212章 ローマは1日にして成らず
頭花
〈本当に京都へを行かせるのか?
いろいろ大丈夫なのか?
あっちは呪詛人も解呪人も多いだろ?
五条悟
〈だいじょばないよー
特に解呪人界隈の動きが激しいからね。
頭花
〈だいじょばないんかい!
五条悟
「さっきのあの呪詛師も…
解呪師の奴らも…
が復活したのを
完璧に把握してる。
沖縄に隠し続けたところで
鼻が効く奴らだから無理だ。
その点京都なら
僕が留守中は祐太の父親の東堂がつくし
護衛の人手も多く振れる。
嫌な想いはさせるけど
京都の本家で暮らす方が安全さ。」
頭花
〈そうか…
なんだかな…あの家の方が
お前らには合ってたと思うけどなー。