第27章 夜泣
「頭花さん...どうしてなんですか...
いつも私と守に
優しくしてくれていたじゃないですか...
どうしてこんな...」
頭花
「...気になっただけだ!
盗もうとかそんなんじゃねぇ!!
気になっただけだっての!!
なんだよ!その悲しみの顔!!
俺はお前のそんな顔なんぞ見たくないわ!!」
「だったら...」
頭花
「お前も知ってんだろ!!
俺は一回気になりだしたら
追求するタイプだって!!
だから盗むとかそんな!!!」
頭花さんは切ない顔をして私を見てくる。
(確かに...数日前に、
💩味のカレーと
カレー味の💩
どちらがマシかって気になり過ぎて、
私に一晩中聞いて来たことがあったっけ....)
【数日前の夜】
頭花
「なー!💩味のカレーとカレー味の💩
どっちがマシだと思う!??」
守を真ん中に川の字で寝ています。
「えー( ;´Д`)どっちも嫌に決まってます💦」
頭花
「どっちかって聞いてんだよ!!
どっちがマシ?」
「だから答えたくないですってば💦」
頭花
「答えてくれねぇーと気になりすぎて
俺...眠れねぇーんだよ!!
おい!どっちがマシなんだよ!」
「汚い質問する頭花さん嫌い!」
頭花
「いい!いい!嫌いで良いから!!
💩味のカレー、カレー味の💩
お前いつかさ選ばなきゃいけねぇー時が
来た時にすぐに選べるか!?
俺は無理だから今のうちに決めておこうと
おもってな!!!なっ!どっちがマシ?
あーー!気になるぅー!!
おい!答えろって!!」
「( 。- -。)zzZZ」
頭花
「おい!!寝るなよ!!
おーい起きろ!!!
話はまだ終わってねぇだろ!!!
五条さん!!五条さんてばーー!」
【数日前夜終わり】