第211章 無量空処
「………あれ?」
鈍い音がして気絶した私は
数時間後に意識を取り戻し
目を覚ましました。
「( ;๑⋅́ ̯⋅̀๑ )あれれれっ?」
私の上に居た柊くんが居なくなっていて
当然ながら私も無傷です。
(えっ…もしかして夢だった……?)
「あははっ…
柊くんがそんなことするわけないもんね💧
はぁ…飲み過ぎたぁ……」
酔うと"発情"することしかなかったけれど
以前とは身体が変わっているので
酔って眠ってしまい変な夢を見たと
自分を納得させることにしました。
"バサッ"
私は上半身を起こし、
まだドキドキしている胸を手に添えます。
「…ん?」
すると胸元に手応えを感じました。
"ゴソゴソ"
(そうだ守とちづるから
クリスマスの招待状もらってたんだ♡)
私は月光で招待状を見てみることにしました。