• テキストサイズ

五 条 の タ ネ .

第205章 バレる





玉木
「そしてついでに言いますと

"宿 梅乃"という人物も

この世に存在しない事が調べで分かっています。」









頭花
「存在しない??

それじゃ…アイツはいったい何者なんだ?

腹貸しの血が流れてるっぽいのは

マジっぽいんだけどな。」









玉木
「はい。

腹貸しの血が流れているのは私も同じ見解です。

ひと目見た時から呪術師である私の身体が

梅乃さんを欲しましたからね。」








頭花
「そうそう。

今にも襲いそうだったもんな。

……まあ、俺もだけど。」









玉木
「だからもしやと思い…

いや絶対にあり得ない事ですが

一般人から戸籍を持たない

腹貸しが産まれた可能性も視野に

捜索の範囲を広げましたが…」









頭花
「見つからなかった…か…

まあそうだよな"腹貸し"は

呪術師の特級よりずっと"稀"だしな。」








特級は一般人から産まれる可能性があるからです。

そこが腹貸しとは違うのです。








玉木
「ですが…

もし...本当に神がいるとして

その神がさんを

"新しい身体"で現世に戻したとしたら?

全ての疑問が解消されるのです。」









/ 5681ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp