第204章 ゆうた
現場に着くと私の他に
数名のタイムリーからの応募者がいました。
「へぇー、若い女も
草刈りの仕事エントリーするんだ。」
その中に同い年?(今の身体の年齢はよく分からない)
くらいの青年がいて話しかけてくれました。
「こ、こんにちわ。」
「その格好で草狩る気?」
「え?」
「草刈ってると蚊が出てくるから
厚手の服とネット帽を被らないと大変。」
自宅でも草刈りはしていましたが
小規模なのであまり気にならなかったので
草刈りの常識を知りませんでした。
「事務所に厚手の上着かなんか借りれるか
聞いてくるから待ってて。」
「えっ…あっ、ありがとう💦」
青年は私の代わりに事務所に
聞きに行ってくれました。