• テキストサイズ

五 条 の タ ネ .

第204章 ゆうた





【ちづる小学校入学編/の妄想】





今日は授業参観日、

授業の内容は運動会の

"組対抗リレーで金メダルを取る方法を考える"です。








先生
「では、どうすればリレーで金メダルを取れるか

アイディアを出し合って行きましょう。

ではアイディアがある人は手を挙げて

発表してみましょう!」







〈はーい!はーい!はーーい!







たくさんのお友達が手を挙げます。








先生
「太郎くんどうぞ!」








太郎
「えっとー!一生懸命練習すれば良いとおもいまーす!」








先生
「太郎くんありがとう。

先生も一生懸命走るのは金メダルへの

第一歩だと思います!大切な事ですね。

では他にアイディアがある人〜」








〈はーい!はーい!!








先生
「はい、東輝くんどうぞ〜」









東輝
「かけっこが早い子だけ

走れば良いと思いまーす!」









〈ザワザワザワザワッ…








小さい子あるあるの

偏った意見にクラスが騒めきます。

おそらく先生も時間消化の為、

こういうクラスの中で意見が別れそうな

お題をわざと出したのでしょう。








「それはダメだと思います!

走れない子も頑張って走った方が良いと思いまーす!」








「あたしはさんせいです!

かけっこ自信ないし…」







先生
「では…まだ意見を言っていないお友達は……

五条ちづるさんね。

ちづるさんはどう思う?」











それから熱い討論が続き

授業も終わりに近づいたころ

1番後ろの窓際の席で

つまらなそうに座っていたちづるに

発言するチャンスがきました。







"ガタッ"










五条悟
「あっ、ちぃさんが立った。」










「ちっ、ちづる💦

大丈夫かな…なんだか機嫌が悪そうね…」









五条悟
「え?いつも通りじゃない?」








/ 5707ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp