第204章 ゆうた
玉木📱
「お疲れ様です。」
五条悟📱
「明日、ゆうた退院でしょー?
本当は僕も行きたかったんだけどさ
なかなか難しそうなんだよね。
玉木に任せて大丈夫そう?」
玉木📱
「もちろんです。お任せ下さい。」
悟様はここで明らかに声量を落とします。
五条悟📱
「ここからは梅乃に内密で...」
(梅乃に内密…?)
五条悟
「ゆうたの育児の大概を梅乃に任せてよ
ほら入浴とか添い寝とか着替えとか
あやしたり…なるべく梅乃で。」
玉木📱
「えぇ、かしこまりました。」
何故ゆうた様の育児の全てを梅乃に任せることに
決めたのかは分かりませんが、
おそらく梅乃は嫌いではあるが香織様に頼むより
良いと判断されたのでしょう。
ゆうた様の前世の幼少期は
とてもお辛い境遇であったと聞いておりますから
やはりいつも側にいる母代わりの女性には
お気を使うのでしょうね。
五条悟📱
「それじゃ頼んだよー」
玉木📱
「おっ、お待ちください悟様!!
ゆうた様の出生届は既にお出しになられたと
伺っているのですが...
お名前の漢字を伺いたくて。」