第202章 あたらしい私
灯りのついていない部屋の窓から外を見ると
星が綺麗に見えます。
(綺麗ね……
沖縄の星空は本当に好き…
生き返れて良かった。)
"ガチャ"
「?」
頭花
「おっ、電気つけなかったのか?
暗いから遠慮なくつけろよな〜」
"カチャ"
←紐を引っ張るタイプの電気
頭花
「ったく"アイツ"も家に初めて来た日
電気もつけずにこの部屋で俺を待っててさ…
なんかお前とアイツ似てるんだよなー
良い女ってとこもだけど
呪術師の男を引きつける
魅力を持ってるとことかさ!!
お前…腹貸し家だろ!!!」
「(´⊙ω⊙`)!」
頭花さんは私に指を指し
ハッキリ言いました。
(バレた…悟さんじゃなく頭花さんに!!
でも大丈夫、腹貸し家という事がバレただけ
が姿を変えたなんて思っても
いないと思うわ。)
「…あなたは呪術師様なんですか…」