第202章 あたらしい私
頭花
「人形っつっても
凄い種類があるんだな!!
なんかスゲー興奮した!!」
「( ; ^o^)」
(特に18禁エリアのお人形さんに…ね……)
いつか頭花さんのお部屋に行った時に
ベッドの下に転がっていたお人形さんの
仲間たちが18禁エリアに飾られていました。
初期の空気タイプから現代のリアリティがあるものまで
1時間以上かけじっくり"眺めて"いたのが
印象的でした💧
頭花
「そんじゃ、
もう暗いから家まで送るぜ?
どこ家??この辺??」
「( ˊᵕˋ ; )」
(考えてなかった家のこと…
どうしよう💦)
頭花
「ん?どーした??
もしかしてオマエ…家なし女か!?」
「… (;・∀・) …」
頭花
「それなら心配するな!
俺の部屋を使えば良いからな!
家族が少しうっさいけど
お前も安心だろ?
俺と2人きりになるよりは…」
「( ˊᵕˋ ; )」
(確かにそうだけど、
このままだと"ゆうた"に逢いにいけないわ
仕方がない…嘘をついて少しだけ離れましょう。)
「…その前に…お買い物を…」
頭花
「買い物?
おー!買い物か!付き合うぞ!!」
「あの…1人で…」
頭花
「なるほどなるほど!
男とじゃ恥ずかしくて買えねぇーもんも
あるもんな!!
行って来いよ、俺はすぐそこの公園で待ってるからよ!」
(良かった…察してくれたわ。)
「…ありがとうございます…」
私は足早に頭花さんから離れると
病院へ向かいました。