第199章 last shift on nights.
「Σ(・□・;)!!」
五条悟
「………」
その時でした、
私の祭壇があるリビングから
守の泣き叫ぶ声と
〈守くん!
時子さんの守を宥める声が聞こえてきました。
(そっか…
悟さんの話が本当なら
守だけ私の事が視えないから……)
いくら宿儺さんから受け継いだ銀梅眼を持っていても
六眼とは性質が違うので
呪いは視えても"意識体"は視えないのです。
(今まで私が視える事をずっと隠してた
悟さんには素直にお願いしたくないけど…
守の為にお願いしてみようかしら。)
私は本体から5mをキープしながら
悟さんに近付けるギリギリまで近づき…
「悟さん!守に伝えてください!!
お母さんは怒っていないし
守のせいだなんて少しも思っていないって!!
だから…ギリギリまで一緒に居たいって
守に甘えたいって伝えてくれませんか?
いつもは"甘えないよ"って言うから
今夜くらい(*´∀`*)」
悟さんに頼み事をしました。
五条悟
「…正直自信ないかな。
あまり期待しないで待っててね。」
悟さんはそう言うと
闇医者さんと私とちづるとみちるを置いて
寝室から出て行きました。
「…待ってますね!」