第199章 last shift on nights.
闇医者
「なんだそれ。」
悟さんは
守が虫嫌いの私に"セミ"を渡し
驚かせたのと同時に盛大に尻餅をつかせ
それがきっかけで私がこんな風に意識を無くして
しまった経緯を説明しました。
補足として"母ちゃんを驚かせようぜ"と
守に入れ知恵したのが"頭花"さんだという事も…
(そっか頭花さんが参列しなかったのは
そういうことだったのね。)
「…全然気にしてないのになぁー。
どちらにしても私は死ぬんだから…
気にしないで逢いに来て欲しいし
もっと守を側で感じていたい…
明日には…死んでしまうわけだし…」
私は本体に重なり目を閉じます。
闇医者
「なるほどな。そりゃ無理強いはできない…か。」
五条悟
「やみー。
ちょっと外で話ししようか。」
闇医者
「やみーって俺のニックネームか?
まぁ…いいや。ほれ外に行くぞ。」
2人は私を放置し
外へ行ってしまいました。