第197章 お別れの餞別
(ん?悟さんのスマホ??)
悟さんのスマホに着信がきたようで
スキニージーンズのポケットの中で
ブルブル震えています。
「悟さん?
どなたからかお電話ですよ(。・ω・。)?」
五条悟
「…でもそんな…嫌われるようなこと……」
←周りの声が聞こえてない
「悟さん(。・ω・。)?」
〈あっ!やっぱりそうだ!!
昼間の屍とお兄さん!!
ちょっと!お兄さん!!!お兄さん!!!
「ん…?あっ!あの方は!!
霊柩車の運転手さんだわ!!!
悟さん!悟さん!!運転手さんですよ!」
五条悟
「……え?
…ごめんごめん…考え事してた…
運転手がなんだって?」
「∑(´⊙ω⊙`)!?」
(私の呼びかけに応えた!?)
"バタバタバタバタッ…🏃"
運転手
「おい!兄さん!!
随分待ってたんですよ💦
やっぱり屍持って搭乗したから
捕まってたんです?💦」
運転手さんは心配そうな表情を浮かべ
悟さんに向かって走ってきました。
五条悟
「なんでいるの…せつめーい」
運転手
「いや…それはあの………
じつは…お兄さんから頂いたお金で
無事に借金が返済できたものですから
そのお礼をと…」
運転手さんはモジモジしながら
立っている。