第197章 お別れの餞別
五条悟
「…チッ…
ここはいつから海外になったんだろうね?
チップ渡さなきゃ仕事を放棄するのかい?」
運転手
「おっ…お兄さん!
私はチップなんて求めてないからね!?
ほんとおかしな客を乗せてしまった…
いや霊柩車だからタクシーじゃないけども!
とにかく本部に連絡しますね!
本部の対応では今すぐにでも警察を…」
"ドサッ"
←札束
運転手
「わっΣ(・□・;)
お兄さん…こ…これは……」
五条悟
「生活…苦しいんだって?
とっておきなよー、
金は幾らあっても困らないでしょ?
ほらほら!信号が青だよ。」
「(; ・`д・´)うっわ」
悟さんは良心的な運転手さんを
買収するようです。
(運転手さん!負けちゃだめ!
生きていれば家計が苦しい時くらいあるわ!
どうか悪魔の囁きに……)