第196章 お見舞いで分かる本性
「わ、私は元気です(๑>◡<๑)ノ東堂さんは!?」
※東堂さんに私は視えません
東堂
「また顔が白くなってねぇーか?
こんな部屋にずっと居たら
…そうなっちまうか…?」
東堂さんはそう言うと、
無骨な手だけれど優しく私の手を握ってくれました。
「東堂さんてばなんて優しいの(*´Д`*)
悟さんてば1回もお見舞いに来てくださらないのに…」
東堂
「そうだ、腹の子の性別を医者から聞いたぞ。
男だってな!やっぱ嫁は凄い!
乙骨の転生をやり遂げたんだ!」
「えへへっ…(*´꒳`*)それほどでもです…」
東堂
「だが…残念だ…
死ぬなんてな…俺はまだ信じらんねぇが…
五条が言うならそうなんだろ?
嫁よ俺に何かできることねぇーか?
五条は生前葬を明日執り行うって言い出す始末だしよ
これじゃ嫁が救われねぇ…
なあ、嫁…
お前を救うにはどうしたら良い?」
「え?生前葬!?しかも明日!!?
さては…悟さん!正妻さんのことを考えて
このゴタゴタに乗じて
面倒くさい存在しかない
私を亡き者にするつもりね!?」
東堂さんは、
体勢を変え今度は私を抱きしめます。