第195章 闇
(なっ(๑•ૅㅁ•๑)!!
この人凄く失礼な方ね!)
怒りで思わず近くの花瓶を手にすると
女性の背後に立ちました。
「私より早く多く産んだところで、
六眼持ちの無下限呪術使いを産んでないなら
貴女になーんの価値もないの。
…っと言うか六眼は悟が死ななければ
新しい六眼は産まれてくるはずないのよ?
そうなると…
あの小娘の六眼は噂通りハリボテということ
可哀想にね〜
ちょっと誇らしく思っていたでしょ?
"私は立派な子供を産んだ"って。
偽りの親戚に祭り上げられて
悟に良くされて…
ひぃー!おかしい!!!まるでピエロじゃない!
…アンタは悟にとって道具でしかない
私とは違ってね…おい…聞いてんのかよ?
……なに澄ました顔して寝てんだ!!
本当は起きてんだろ!!」
"ガンッ!"
女性は私の本体が眠っているパイプベッドを
力一杯蹴りました。
「ゆうた!」
その威力を間近で見れば分かります。
この方は私のようなパンピーではなく
呪術師だと…