第194章 僕は優男なんです
小さな小さな声が
私の本体の腹部部分から聞こえてきました。
「赤ちゃん!」
直ぐに私は身体の向きを変えて
本体の腹部を見ました。
すると…そこには…
「……(´;Д;`)ブハッ……」
乙骨さんによく似た
裸の赤ん坊が
動かない本体のお腹のうえで
甘えながら何度も
お母さんと呼びかけていました。
(赤ちゃん……)
夜蛾
「さん、
早く抱っこしないと…
…5分も保たない気がする!」
(え!?それは大変💦)
「えと……赤ちゃん。
お母さんよ、分かる??」
私は本体に甘えている赤ちゃんの
背中にそっと手を触れ話しかけてみました。