第24章 偽家族物語〜私は貴方の嫁じゃない〜
ゼブンイーブンから少しだけ歩くと、
真っ暗な海と星空が綺麗に見えるビーチに
到着いたしました。
頭花
「ほれ、そこの流木に座るぞ。」
「はい(´ω`)」
私達は一本の流木に腰を下ろしました。
「波の音と星空...とっても素敵...」
頭花
「そうだろ?
これが好きだから結構1人で
酒飲みにきたり寝にきたりしてるんだぜ。」
「分かる気がします(*´∀`*)」
座るなり私はペットボトルのお茶の蓋をあけて
頭花さんに渡しました。
頭花
「おっ、気が利くじゃん!!
ってのはどうでも良くて...
旦那とはどうなんだ?
五条さんがこんな遅くまで家に戻らないってのに
連絡してこねぇーの、おかしくね?」
「それは...
いま行方不明になっていて...
連絡がつかないからです。」
頭花
「行方不明??」
「はい...というか生きているかも怪しくて。」
頭花
「はー?」