第194章 僕は優男なんです
「……そっか!!
夜蛾さんは生きている人の意識体が
視えるから……」
夜蛾
「当たり。
…その子なんだけどさ
凄く"あの人"に似てる。
まあ僕は見た目しか知らないけど!」
「あの人?」
(東堂さんかしら?)
夜蛾
「確か…いやー…
高専でたまたま見つけた写真でしか
見たことないけど
まあまあのルックスで特級だって知って
ちょっと憧れたからよく覚えてる。」
「特級……
その方は黒髪…でした?」
夜蛾
「そうそう黒髪で、
ちょっとバックボーンに闇抱えてそうな感じの。」
(間違いない…乙骨さんね!
転生出来たのは知っていたけど
これで確証が持てた…
良かった…本当に良かった(´;Д;`))
夜蛾
「…えっ…
もしかしてその特級との間に出来た子!?
さんは
やっぱ特級狙いの腹貸し家だった!?」
「ちっ、違いますよ。人聞きが悪いです💦
正解にはその方との赤ちゃんではないですよ。」
(でも…なんだかまだ信じられないわ。
そーだ!視えるなら性別を当てられるはずね!)
夜蛾さんに質問をします。