第24章 偽家族物語〜私は貴方の嫁じゃない〜
頭花
「母ちゃんが言ってた通り、
この辺は食べ物屋なくてさ
コンビニでなんか買ってビーチで食べようぜ。」
街灯がポツンポツンとしかない
寂しい道を2人で歩いています。
「賛成です(*´ω`*)」
コンビニご飯もたまになら贅沢です。
いつも自炊ばかりだから
大型ショッピングモールに行くのと同じくらい
ワクワクします。
頭花
「やっすい女だな(`・∀・´)!」
「(๑•ૅㅁ•๑)!?」
頭花
「...そーいう女って良いよ!!
お高く止まって、
なんでもイヤイヤじゃ旦那に捨てられっからな!
肝に銘じておけ!」
「そ、そんなものですかね(´・_・`)?」
頭花
「そんなもんだぞ!!」
"トコトコトコッ...🚶🚶♀️"
悟さんとは少ししか一緒に過ごせなかったから
わがままを言うチャンスは無かった。
たとえそれが嫌われる行為だとしても
してみたかった...と少し思ってみたり...
(でも悟さん、
金銭感覚が私とは違うから...
私の我儘って低レベルすぎて
"我儘"だって気づかれないかも...(^_^;))