第192章 ちづる一歳
結局手作りか既製品か決着つかないまま
私は守とちづるが眠る寝室にきました。
「ε-(´∀`; )ふぅ」
(妊娠中期になってくると夜が長いのよね…
まったく眠たくない…)
上2人の時もそうでしたが、
やっぱり今回も目が冴えています。
「あら(*´∀`*)
今日はおてて繋いで寝てる!可愛い♡」
窓から射す月光に照らされている2人は
本当に可愛くて可愛くて
私は横にはならず座ったまま
少しだけ2人を
見ていることにしました。
(悟さんに見せたかったな!
この可愛い姿を〜♡)
"チクタクチクタクッ…"
そんな2人を眺めていると
「身重が夜更かしか…
お前は相変わらず愚者だな。」
「(´⊙ω⊙`)!!」
いつの間にか私の横に
虎杖さんの姿を借りた宿儺さんが
あぐらをかいて座っていました。
「す…宿儺さん!お久しぶりですね!」
宿儺
「なんだ?嬉しいのか?
明日は嵐が来るな。くわばらくわばら…」
宿儺さんは嫌そうな顔をして私を見ています。
「なんですか、くわばらくわばらって(๑•ૅㅁ•๑)
…妊婦の夜は長いんです!
宿儺さんでも話し相手になってくれたら
嬉しいんですよ!!」
宿儺
「でも?
…やはりお前は…
俺がもし"現役"ならば
身の程も知らないお前は血肉一滴一片も残さず
消し去ってやったものの…」
睨みを効かせ私を制圧しようとしますが…
「それより宿儺さん!聞きたい事があるんですけど!」
そんなことより知識豊富な宿儺さんに
聞きたいことがたくさんあって
前のめりになり宿儺さんに近づきます。
宿儺
「あ?」