第191章 全人類がキミの敵だって僕だけは君の味方
東堂さんに実家に連れられやってくると
門扉の前に悟さんと瑠果くんが立っていました。
瑠果
「心配したんだよ!どこに行っていたの!?」
さっそく瑠果くんのお叱りです。
東堂
「いやお前がの腹の赤子を
流そうとしたから
嫁は逃げただけだろうが。」
キッパリ
私の代わりに東堂さんが
理不尽なお叱りに
反論してくださいました。
「悟さん…心配かけてしまってごめんなさい。」
私は悟さんの前に立ち、
心配させてしまったのを謝りました。
五条悟
「いや、別に心配はしてなかったよ☝️」
「(´⊙ω⊙`)えっ」
五条悟
「葵から連絡がきて、
が安全な場所に居ることは知っていたからね。
だけど…お腹の子をおろした方が良いっていう
あの気持ち悪い一体感をどうにかせずに
お義父さんと別室に行ったことは
本当に後悔しているよ。
こんな僕だけど
との話し合いのチャンスは
まだある感じ?」
悟さんはサングラスをかけたままだから
どんな目をしているか分からないけど、
私との話し合いの場を設けてくれるのだけは
分かりました。
東堂
「五条、嫁はそのつもりで此処に戻ってきた!
また嫁が家を飛び出すことがあれば
次こそはお前のところには嫁は返さんぞ!」
五条悟
「あのさ、葵にはいろいろ感謝はしてるけど
そのの嫁呼びなんとかならない?
僕としてはやめてほしいんだけど。」
東堂葵
「五条の嫁という意味で言っていただけだ!
他意は無い!!!」
五条悟
「本当のところはどうなんだか…(¬_¬)
まっ、いっかちゃんが戻ってきて
くれたからね☝️
それじゃ、そこの公園で2人きりでお話しをしようか。」
瑠果
「俺も一緒に!」
東堂
「あ?」
2人で話そうと話しているのに
それでも瑠果くんは
どうしても話に参加したいようです。
五条悟
「帳おろして瑠果が入って来れない
ようにしないといけないかな。」