第185章 夢現
完全に目覚めてはいない私の耳に
数人の話し声が聞こえてきます。
「いや、久しぶりの里帰りだからね…
中止にしたら可哀想でしょ。
いいよ、僕が付き添うから。」
(ん……玉木さんと悟さんの声……)
「あじゅ(๑>◡<๑)!」
訳:パパいっしょ!まじ!ぱねぇー!
(これはちづるの声ね…)
守
「やりぃー!!
おかあーを婆ちゃんに預けたら
無下限呪術の訓練しよー!!」
←普段あまり父親といられないので嬉しそう
「おっ!良いねー☝️
お荷物ちゃん預けたら
2人で訓練いってみよーー!!」
((๑•ૅㅁ•๑)は!?)
ちづる
「あじゅ!あぶっ!」
訳:あたちは!?パパあたちは!?
サルと同じあちゅかいなんて!
ちんぢらんない!
「様はサルではありませんよ。
…ちづる様はまだ非力でございますゆえ、
さんと同じ扱いなのです。
"残念"ですがさんとご一緒に
お祖母様に預かっていただきましょうね。」
←唯一、ちづるの赤ちゃん語をマスターしてる人
(なんだかイライラしてきたわ…
このイライラは妊娠しているからだって
思いたいけど( ꐦ◜ω◝ )違うわね…
お母さんやめようかな?嫁やめてしまおうかしら?)