第184章 仲の良い兄妹
〈ドアが閉まります
"シューーーッ……"
「なっ、なんとか間に合ったわね(*´∀`*;)ふぅー」
守
「間に合ってねーし(¬_¬)」
正直にいいます。
予定のバスはちづるの逃走に加え
電気を消したり戸締りをしたり
いろいろしていたら間に合いませんでした…
このバスは1つ後のバスです。
「間に合ったの♡
だってこのバスの時間でも
飛行機の搭乗時刻までかなり余裕があるんだから。
せっかくの旅行なんだし、
そう怒らないでハプニングも楽しもうよ!ねー?」
2人がけの椅子に座って小声で話をしています。
守は窓側の席でちづるは私の膝の上です。
守
「なんかさ最近のおかあーって、
おとーに似てきたよね?
"前"は時間にしっかりしてたのに
さいきんはバカみたい(¬_¬)はぁ…」
「(´⊙口⊙`)え!?」
(悟さんに似てきた……
悟さんに!?えー!!大変💦)
悟さんが時間にルーズらしいと聞いた事がありますが
家族の前では意外にしっかりとしていて
ただの噂だと思っていました……
一気に旅行気分から
まるで崖から突き落とされたような最低な気分です。
守
「どんまい」
「なによどんまいって💦」