第182章 頭花
【20分後】
「ここですよ頭花さんのご実家…」
私と悟さんは、
タクシーと徒歩で頭花さんの自宅前に到着しました。
五条悟
「別に頭花の代わりなんか沢山居るのに
なんでそんなに執着するの?」
悟さんは不思議そうに私に聞いてきました。
「…そうですね…
…んぅ……腐れ縁ですかね( ・∇・)☝️」
正直それ以外の言葉ではしっくりいきません。
五条悟
「へぇー、腐れ縁ね。」
(あの時、頭花さんと出逢わなかったら
今頃私はどうなっていたのかしら…)
私は頭花さんのご実家を見つめながら、
慣れない沖縄の地で
生後1週間の守を抱っこしたまま
なかなかホテルが見つからず焦っていた自分を
思い出しています。