第180章 里香ちゃんの変化
頭花
「………」
頭花さんは私の目をジッと見つめます。
頭花
「……そうかよ。
まっ…がそう言うならそうなんだろ……
っとでも言うと思ったか!!
最近お前らすれ違い気味だっての
俺は気付いてたぜ!?
原因はお前だろ!?五条はああ見えて、
お前ファーストだから"間違い"は犯さねぇ!!
間違いを犯すとすれば…」
"ザッーーーー"
潮風で髪をなびかせた頭花さんが
私を見つめます。
その目が言葉の続きを語っているようで
私の心がギュッと縮まります。
「…(´・_・`)…」
(浮気をする人間だって思われていたのね…)
頭花
「いや…ほら!
お前は遺伝子レベルで発情したら見境なく
"種"欲しがりそうなとこあるし……」
遺伝子レベルっというのはつまり、
腹貸し家のさがという意味でしょう。
「……もうっ!頭花さんたら失礼o(`ω´ )o
わたしこう見えても悟さん一筋ですよ!」
泣きたい気持ちを抑え
頭花さんに怒りました。
頭花
「…本当か?嘘だったら
俺はマジで使用人やめるからな?」
頭花さんは真面目にそう言いました。
「(;´・_・`)ぅ...ぅん...」
頭花
「……よし!
約束は忘れるなよ!
今すぐ五条に連絡すっから!」
頭花さんはスマホを取り出すと
悟さんに電話をかけはじめました。