第180章 里香ちゃんの変化
頭花
「いつ作ったんだよ!
五条のやつなかなか家に帰って来なかっただろ?
まさか……玉木か!!?」
前から薄々は気付いていたのだけど、
頭花さんは私達の"夜事情"を知っているよう。
「なっ……
玉木さんがそんな事をする方だと
思っているんですか!?💦
玉木さんはそんな方ではないですよ。
そんな事よりなんだか頭花さんは
"私達の夜の生活"について
やけに詳しいですね(。-_-。)
なんだか監視しているみたい…」
私がそう言うと頭花さんは目を見開きました。
(図星ね…)
頭花
「あっ………あん!?
俺がお前らの性生活を監視してるとでも
言いたいんかい!!
そりゃ、多少は把握してるぜ??
使用人はゴミ捨てたり夜間も勤務していたりするからな。
だからこそ違和感感じるんだよ…
その腹の子は誰の子だってんだ。
もちろん、俺じゃねぇーけど。」
今日はやけに食い付いてくる頭花さん。
なんだかいつものようにエッチな気持ち丸出しの
興味本位で聞いてきている感じではなく、
なんだか真剣な表情そう言ってきました。
「(;´・_・`)」
(鋭い使用人さんは...玉木さんで十分よ...)
私は真実が頭花さんにバレて
関係が悪くなるのが怖くて…両手が震えます。
頭花
「(¬_¬)?」
「…そっ…想像で物を言うところ…
頭花さんの悪いところだと思います。」
私はおそらく初めて
頭花さんの目を見て真剣に
やめて欲しいところを"指摘"しました。
頭花
「は!?」
頭花さんはイライラした様子で
私に迫ります。