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五 条 の タ ネ .

第180章 里香ちゃんの変化





しばらく玄関で賑やかにしていた3人がリビングに

戻ってきました。









頭花
「お前、

真昼間からソファーで寝てんじゃねー太るぞ!!

今の体型が好みなんだからな!!

俺の為にキープしろ!」










(は!?)










私の妊娠を知っているのは玉木さんだけだから、

この状態を見て頭花さんがそう言うのも

分からないわけじゃないですが……

イライラします。










「(-᷅_-᷄๑)ムッ...」








私は横になっていた上半身を起こすと

立ち上がります。









頭花
「そーいや、

玄関の前に縦長のダンボールあったぜ〜

あれなんだ?

ついに五条がなかなか帰ってこねぇーから

寂しくなって

男型ラブドール購入しちまったか!?

良いぞ!良いぞ!離婚しちまえ!

俺がもらってやるから!」









玉木さんはちづるとこども部屋で

"教育動画"を見ているようで

リビングには私と頭花さんの2人きり…

だから余計セクハラ発言が飛び交います。










「え?…ラブドール??ってなんですか(。・ω・。)?」








私は巨大なクマちゃんの人形を思い浮かべます。










頭花
「は?お前…

23でラブドールくらい知らねぇーのかよ?

マジ箱入り娘だな!!

そんじゃ、この頭花さんが教えてやんよ!!

でもその前に……

ラブドール入りの箱がスコールで濡れる前に

家の中に入れっから説明はその後な!

お茶の支度しとけよ。」






使用人さんなのに平気で"しとけよ"と

私に指示ができる

頭花さんはやっぱり変わっていると思います(-_-)










「はいはい(*´∀`*)」

←でもラブドールか何か知りたくて
ワクワクしている人








頭花
「さて、さて!」









頭花さんは歩いて外へ行きました。








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