第180章 里香ちゃんの変化
「じつは…」
順番が違うと思っていながらも、
玉木さんに妊娠した可能性がある事を伝えました。
玉木
「そうですか。
それならば、
お辛い時は玉木が家事の全般を
引き受けますからどうぞ甘えてください(ノロдロ-)」
玉木さんは私から洗濯物をサラッと奪うと
私を家の中へ入るように誘導してくれました。
(玉木さん優しいな。
…優しいからきっと
お腹の乙骨さんを召喚した方法を聞いても
きっと今までと変わらず関わってくれるでしょうね…)
悟さんに冷たくされている私は
きっと誰かに慰めて欲しいのでしょう。
玉木さんの優しさに触れながら私は
家の中に戻りました。
(玉木さんが悟さんと同じ境遇だったら
玉木さんも私に冷たくするのかなぁ…)
少し考えてしまいます。
もし悟さんではなく誰かだったらと……
そんなの意味ないのに。
ちづる
「あじゅー(。・ω・。)」
訳:タンク あそぼっ
家の中に入ると
ちづるが積み木をいじるのをやめて
ハイハイしながら私の元に来ました。
「ちづる、1人で遊んでたのー?
あれ?頭花さんは??」
ちづる
「あぶっ(。・ω・。)」
訳:ちんだ
リビングの中を見渡すと、
頭花
「くかー!くかーー!」
片足を背もたれにあげて豪快に寝ている
頭花さんがいました。
←ちなみに勤務中です。
「(๑•ૅㅁ•๑)あっ!朝から寝てる!!」