第177章 吐息
(きっ…気まずい……)
なんだかお互い初めて逢った人同士みたいな
気まずさがあります。
(何かお話をしなくちゃ…
えと……えと…………)
東堂
「五条の嫁!!下の名前は?」
「…え?あっ…はいと言います。」
(下の名前なんてなんで知りたいのかな?)
東堂
「か!
それじゃ明日の朝までは俺は呼びするぞ!
んでは俺の事を葵呼びな?」
(東堂さんの下のお名前は葵さんなのね( ・∇・))
「はい分かりました。」
東堂
「それから!
タネづけは神聖な儀式…
本来ならば夫婦(めおと)がするものだ!
……だが…しかーし!!!
今回は乙骨憂太転生の為、
有志が2人こうして集まりセックスをする!
今の俺達の間に愛があるかは別にして、
産まれてくる乙骨には
"愛されて"製造された事だけは
胸を張って伝えられるようにしたい!!
俺たちが製造するのは物じゃねぇー人間だからな!!」
「(´⊙ω⊙`)」
東堂
「だから明日の朝までは…
俺たちは"夫婦"としてセックスをする!」
「(#´⊙ω⊙`#)」
東堂
「その為にはお互いの事を知る必要がある!
お前の事を
俺にいろいろ教えてくれ!」
東堂さんは楽しそうに言ってきました。
(東堂さん、
赤ちゃんへの気持ち…凄いなぁ…
なんだか私…恥ずかしい人間ね…
……よーし!!私も母親として頑張ろう!)
最初は恥ずかしかったり、
緊張していたけど
東堂さんの明るい雰囲気に
私はどんどん溶け込んでいきます。