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五 条 の タ ネ .
第177章 吐息
"コツッ…コツッ……"
エレベーターに乗り7階に着いた私は
東堂さんが待つ客室に向かいます。
(きっ…緊張する……)
悟さん以外に経験がない私は、
当然ながらその…経験不足なわけで
緊張が酷いし、余裕が無いです。
"コツッ…コツッ……"
(7444号…7444号……)
「…あっ、ここね。」
部屋の前に到着しました。
角部屋のお部屋のようです。
(よしっ、ベルを……)
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