第22章 陣痛
「!」
気がついたら
私は星野さんに抱きしめられていました。
星野
「良かった💦
到着するのが遅くなり申し訳ございません!
今下に車をつけてあります、
病院に向かいましょう!」
「は、はい💦」
"ヒョイッ"
星野さんは私を軽々持ち上げると、
速やかに車へ運んでくださいました。
「はぁはぁ...す、すみません💦」
星野
「気にしないでください!
それよりも...どうやら破水しているようなので
急ぎますよ!!
佐藤!!なるべく急いで病院へ!!」
運転手
「はい!」
(は、破水!!💦)
私は恐る恐る、
下部に手を添えると...
「!!」
なんで気づかなかったの!
と思うくらい濡れていました。
(た、大変💦
星野さんのスーツを汚してしまったかも!)
私は横に座っている星野さんに向き直る。
「はぁはぁ...星野さん💦」
星野
「どうしました!?」
「私のせいでスーツ、
汚れていませんか?💦」