第173章 Problems with this species .
"コトッ……コトッ……"
冷えたさんぴん茶を
琉球ガラス仕様のコップに入れ
お二人の前に出しました。
廣江
「どうぞー、おかまいなくねー」
間引
「ありがとう…」
廣江さんの表情は明るく、
間引さんはとても暗い…
なんだかちょっと不気味です。
「あの…今日はどんなご用件で……」
廣江
「お金を貸して欲しいのですよ。」
「Σ(・□・;)え?お金ですか!?」
突然のお願いに私は固まってしまいます。
廣江
「ちなみにね、
俺が借りるんじゃなくて間引が借りるんだよ。」
そう言うと廣江さんは間引さんの背中を
ポンと叩きました。
間引
「そ…そうなの。
総二の教育費が足りなくて……」
間引さんの目が泳いでいます。
(総二くんの教育費?
間引さん腹貸しをしたばかりよね…
お金はあるはずじゃ……)
「…いくら足りないんですか(´・ω・`)?」
廣江
「7桁…だよね?間引。」
(7桁!?)