第171章 カズン
私は奥の部屋で着替える事にしました。
「人間疲れてると感覚までおかしくなるのね…」
"スルスルッ…"
最近は授乳しやすさに重きをおいて
前開きのワンピースばかりですが
着脱しやすくて良いです。
「ん?」
脱いだのと同時に姿見に自分の下着姿が
映りました。
「筋肉…つけなきゃかな…」
間引さんが腹貸し家は、
飽きられないように自己投資が必要と
言っていたのが凄く印象に残っていて
何かはじめてみようと思っていたところでした。
「(´・_・`)」
細過ぎなく中肉で、
胸やお尻にも張りがあって
女性的なラインで悟さん的には好みだそうですが
元気さとかはまったく感じないので、
筋肉があれば良さそうです。
"さわさわっ"
私は割れていないお腹を撫でます。
「乙骨さんを産んだら、
悟さんに体づくり教えてもらおう
うん、そうしよう(。・ω・。)
でも腹筋100回とか言われちゃったらやめよっ。」
諦めは早い方です。