第169章 教育的指導
「!!」
あれからどれくらい経ったのでしょうか
明け方…宿儺さんの叱咤が飛び交う中…
なんの力もない私でも分かるくらい
大きくて力強い音と共に守の歓声があがりました。
守
「できたーーーッ!!!」
宿儺
「どうだ。"うお"や"母の傷"の治療とは
また違う難しさがあっただろ。
反転術式は腹で回すものじゃない
頭で回すものだからな、
"余計な事"を考えればそれだけで
結果は変わってくる。」
守
「うん!分かった!!
…おかあー!!おとーさん元気になったよ!!」
"バタバタバタバタッ!!"
守は修復した簪を持って
私の所に走ってきました。
「守———!がんばったねー!!」
"バフッ"
私は守を抱きしめました。
守
「ねえ おかあー?」
「ん?なあに?」
守
「また割れそうになったら
おとうーさんじぶんで
はやめに なおしてって いって!
これ すっごいつかれる(๑•ૅㅁ•๑)!」
「えっ…う、うん( ̄▽ ̄;)」
守
「つかれたから ねるね!!」
「う、うん💦
本当にありが……」
"バタンッ"
守は布団に倒れ込み眠ってしまいました。
守
「_( _ーωー)_」
「守……お疲れ様……」