第169章 教育的指導
玉木
「ちづる様が生後半年をお迎えするにあたり、
五条家本邸でお祝いをしようと時子様から
ご招待状が届いております。」
玉木さんはそう言うと、
1枚のお手紙を私に渡してくださいました。
「わぁ〜、お義母さんからですか(*⁰▿⁰*)!
嬉しい……」
悟さんの"死"が伝わっているにも関わらず
こうして想ってくださること…
とても有り難いです。
「あとでゆっくり読みますね。」
玉木
「それが宜しいですね。
さんは涙もろい方ですから
タオルのご準備が必要ですので(ノロдロ-)カチャ」
「!!」
(玉木さん、なかなか言うようになったじゃないの!!)
「そうだ玉木さん。
そんな素敵なパーティーにお招きされた時は
どんな服装で行けば良いんですか?💦
それと…その……振る舞いとか…
全然分からなくて💦
私に玉木さんの
知り得る全ての知識を
仕込んでいただけませんか!?」
あのロングヘアーの男の人が
悟さんが私のことを教育していないと
馬鹿にされたことを覚えていたので、
全力で知識をつけて10日後、
挑みたいと思っています。