第2章 朝出
身体が疲れているはずなのに、
お断りする勇気もなく
というかお断りできる立場ではなく
私は言われるがまま自室に向かいお出かけの支度を
致します。
(悟さま、日々お仕事で大変だと伺っていたのですが...
私とお出かけなんて大丈夫なのでしょうか...)
私は自室に戻り、
ミモレ丈の白いノースリーブワンピースに着替えを
致しました。
このワンピースの袖には控えめなフリルと、
胸に飾りボタンが複数箇所あり
女性らしい控えめなシルエットが
とても大好きなワンピースです。
そしに...自前で持っている服の中で一番
気持ちがワクワクするような...
夜勤明けでも気分が落ち込ませない逸品かなって(≧∀≦)
そんな理由で選んでみました。
「これで良いですね。
えと...履き物は...」
何足か履き物はありますが、
涼しげなミュールサンダルを選びました。
(お洋服と履き物は大丈夫ですね。)
「あとは...」