第163章 離してくれない
〜乙骨視点〜
あんな事があったというのに
あっという間に笑顔を取り戻したさん。
そして…なにより…
こんな僕の事まで気にかけてくれている。
(僕がさんと一緒に食事なんて…)
玉木さんからさんの気持ちは聞いています。
だから僕は尚更、
ここにいちゃ…ダメなんだ……
なのに……
「乙骨さんはパスタ食べれますか(*'▽'*)?
簡単にペペロンチーノにしちゃおうかなって
思ってるんですけど。」
乙骨
「|• •๑)” はぃ...食べれます💦」
もう少しだけ……
もう少しだけ一緒に居たいと思った。