第163章 離してくれない
〜視点〜
「おい!テメーらは俺の後だ!!
廊下で待ってろ!」
「へいへい!」
悲しいことに、
悟さんと私の思い出が詰まった
北側のゲストルームに
男はズカズカと入りました。
(酷い……どうして………)
悲しくて辛くて涙が出てきます。
「あー?おい!泣くんじゃねえーよ!!
やる気が削がれんだろ!!
いや……綺麗な女の泣き顔ってのは
それはそれでたまんねぇーな!!」
"バサッ!!"
「!!」
私は乱暴にベッドの上に投げ捨てられました。
「なあ奥さんよ。
ちぃーと犯す前に聞いても良いか?」
"バフッ"
そしてベッドに投げ捨てた私の上に
乗ってきました。
「……ッ………」
「あ?なんだよ?
なんて言ってるかわかんねぇーよ!!」