第161章 ever.
玉木
「さん。」
「はい…」
玉木
「玉木の負んぶで移動しませんか?」
「…え?」
玉木さんは私に背中をむけたスタイルで
しゃがまれました。
玉木
「お疲れでしょう?
全てを玉木に預けて
お休みになってください。」
「…でも…」
玉木
「私は五条家の使用人です。
五条家の方が疲れていれば
どんなことをしても癒やさなければなりません!
ですからどうか玉木に身体を預け
お休みになってください。」
「………」
玉木
「さん?」
「お願い…します……」
玉木
「はい!かしこまりました!!」