• テキストサイズ

五 条 の タ ネ .

第160章 真実






「!!」






あります。

一緒にソファーで話している時など

気付けば私の肩に頭を預けてよく眠って

しまっていました。








「それでもさんや

守くん、ちづるちゃん、みちるちゃん…

大切な人と一緒にいたくて頑張ってきました。

けど今朝早く…ここらが潮時だねって……」









悟さんの姿をした乙骨さんが

涙を流しはじめました。

六眼から流れる綺麗な涙……

音はしないけれど

確かに静かに涙が流れています。









「やだ……やだよ!!!

そんなはずない!え?やだ!!やだ!!!」









"ドンッ"









私は乙骨さん…悟さんの身体を抱きしめました。








「先生の魂の反応が……もう無いんです……

おそらく……すでに……」








つまり天に魂が帰ったってことですね。

そう言いながら乙骨さんは

私を強く抱きしめてくれました。





/ 5671ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp