第159章 影響
"トントントンッ!"
玉木さんが宿泊しているお部屋は
私が泊まっている2階下の3階です。
"カチャ"
ノックをしたら鍵が内側から直ぐに開錠されました。
玉木
「さんですね。
じつは私も今からさんの
お部屋に伺おうと思っていたところなんですよ。
気になることがあって…
良かったら一階にラウンジバーがあるので
今からそこでお話を致しませんか?」
「はい!」
お部屋で話せば良いじゃないと思われそうですが
玉木さんなりの悟さんへの配慮です。
私達はエレベーターで一階まで降りると
夜景が見えて周りには誰も居ない
ボックス席に座り話をはじめました。