第155章 再会と再熱
闇医者
「あー、やっぱダメだわ。
馬鹿には厳しい言葉より
優しい言葉をかけたくなるな…」
「え?」
そう言うと先生は私の隣に椅子を移動しました。
闇医者
「守の事だよ、守の事。」
「守のこと…ですか?」
闇医者
「を馬鹿にしてるって話したけど
…アレは誰かに入れ知恵されてるな。
"母ちゃんは馬鹿だから"みたいな…な?
周りの奴で言いそうなやついるだろ。」
「(´⊙ω⊙`)え?」
(居過ぎるわ…居過ぎるのよね(^^;)
頭花さん、悟さん、宿儺さん……
あははっ…あははははっ………)
私はワイングラスを診察台に置きます。
「居すぎて特定は不可能です。
というか…おそらく私が思い浮かべた全員が
守に私が馬鹿だって言ってますね!
私が居る前でも平気で言ってますから。」
闇医者
「……ひでぇー……
いくら馬鹿とはいえ心はあるのにな。」
哀れみの目で私を見る先生。
「いくら馬鹿とはいえは余計ですよ(๑•ૅㅁ•๑)」
闇医者
「でもおそらくだが、
愛のある暴言なんだろうな。
守は子供だから分からんかもしれないが
大人ならその馬鹿に愛があるってのが分かる。」
「そうなんですよねー。
それが分かっているから
…別に思い浮かべた人達に馬鹿って言われても
嫌じゃ無いんですよ。
でもやっぱり子供に言われちゃうと
流石に凹んじゃいました(*´ω`*)ゴクゴクッ…」