第154章 久しぶりに
【元の身体に戻った視点】
「え?もうそんなに経ったのですね( #・人・)」
玉木
「あっという間ですね。」
ちづるとみちるのオムツ替えをしていると
玉木さんがポストから郵便物を持ってきて
私に見せてくれました。
その郵便物の内容は
みちるとちづるの"3ヶ月検診"のご案内でした。
玉木
「地域で受けますか?
それとも……」
守の時は"呪力"を持っていること以外は
普通の赤ちゃんと変わりがないので
地域の集団検診に行ったのですが、
ちづるもみちるも"呪霊"の要素が半分入っているので
地域の集団検診に行くことには躊躇します。
「闇医者先生に診てもらいます(*´∀`*)
申し訳ないですが玉木さん本州に
ご一緒してくれませんか?」
悟さんはお仕事で長期留守中なので、
いつかの闇医者先生の元に行く為の付き添いを
玉木さんに頼みます。
玉木
「申し訳ありません。
私ども使用人は…一年に一度行われる
勉強会がございまして
それに出席する為にお付き添いは……」
玉木さんは申し訳なさそうに
頭を下げられました。
「あっ💦そうでしたね!
すっかり忘れてました💦
無理を言ってごめんなさい💦」
(となると…やっぱり集団検診しか……)
パニックになる検診会場を想像して
憂鬱になりかけていると…
玉木
「さん大丈夫ですよ。
もし闇医者様がお許しになられるなら
2日間だけ診療所でお泊まりしていただければ
送り迎えだけでしたら可能ですから!」
「先生の診療所でお泊まり……?」