第152章 トレード〜私がアイツでアイツが私〜
宿儺
「で、幕の話しだが」
「はい。」
宿儺
「コイツは阿保だが腐っても呪術師
となれば…」
「あっ(*゚∀゚*)わかりました!!
この身体でいる間は
呪霊を見る事が出来るんですね!!」
宿儺
「呪霊もそうだが
呪術師がよく使う"帳"という物も見える。
母が言った幕…それが帳だ。
おそらくアイツ(五条)が降ろしたものさね。」
「へぇー、帳って言うんですね!
えーと…帳って目隠し用に旧家の玄関にあったりする
あの帳の親戚か何かですか??」
宿儺
「フッ…親戚かどうかはよく分からんが
まあそんなところだな。
使い方もまるで同じだぞ?
帳を降ろすことで...
内側で起きている事を見せない
聞かせない...
侵入させないという使い方を聞けばそうだな。
帳自体は能力が低い呪術師でも簡単な結界術ゆえ
手軽に降ろす事ができるが、
アイツが降ろした帳だ
強度も副次効果も軟弱なものではあるまい。
迂闊に触れない方がよいぞヒヒッ…
まあ止めはしないがな。」
(( ;´Д`)そんな事聞いたら触りませんよ絶対に!)
「へぇ〜(*⁰▿⁰*;)!
すっ…凄く便利ね!」
宿儺
「ヒヒッ…馬鹿は生きて生還できると良いな?」
「え?」
宿儺さんは、
守の白梅銀の瞳の梅色を濃くさせ
何か意味を含めた言葉を吐きました。