第152章 トレード〜私がアイツでアイツが私〜
喉仏…
男性にしか無いものが指先に当たりました。
ということは……
今の私は"私でありながら頭花さん"で、
頭花さんは私なのです。
頭花(私の姿)
「流星の願いが現実化したのなら
私達は期間限定のトレードをしたのよ。
私はになりたいって願った♡
そして頭花さんはトレードを3日間限定と願ったわ…♡
つまり3日間だけの貴重なトレード生活が実現したの。
素敵ね!素敵だわ!!!
だから…
泣かないで?頭花さん…キス…してあげるから🩷」
無理して私口調に寄せているのか
なんだか気持ちが悪いです。
(頭花さんの姿)
「私の姿で変なこと言わないでください💦
…それにしても頭花さんの
仮説のとおり本当に3日間だけの
トレード生活なら……なるべく変な事は
しない方が良いし言わない方が良いと思う。
だから頭花さん……」
頭花
「そーいえばよ、
さっきから身体が火照って辛れぇーの。
お前…もしかしてヤリたて?
いや…この感じはちげぇーな…これは…」
私のお股に手を添えて首を傾げる頭花さん
「( ;´Д`)」
(これから"する予定"だったってバレたら…
だめよ!どうしよう!!!)
頭花
「そうか…そうか!そうか!!
まあ結婚してれば不思議じゃねぇーよな!!
中身は男だけどよ?身体はだからな!
いっちょヤッてみっか!!
この経験が俺を良い漢に変える
きっかけになるかもしれねぇ!!
うしっ!気張ってくぜ!!
おっ!いいねぇ〜!程よく濡れて……」
「だめっ!やめっ…」
"フラッ"
(!!)
暴走する頭花さんを止めようとしたけれど
トレードする前にお酒を浴びるほど飲んだ
身体はまともに歩ける状態ではなく…
私は地面に尻餅をつきました。
頭花
「可哀想に頭花さん。
私の事は気にしないで
ゆっくりしていてね🩷ちゅっ🩷」
「!!」
頭花さんは柔らかい私の唇で
今は私の身体になっている頭花さんの頬にキスをすると
家の中には戻ってしまいました。